★会社経営「起業ネタ2」
ビジネスを始める方法(前回の続き)
先週の復習からです。
ビジネスを決めるには、次のステップで進めていきます。
1.やりたいことでやれることを列挙する
2.それぞれのビジネスをやっている会社をリサーチする
3.自分の強み、差別化できることを考える
4.ターゲットを決める
5.商品、サービス、どこで利益を出すかを決める
ここまでで、どんなビジネスをするかが決まりました。
次に、そのビジネスをどのようにスタートするかをお話しします。
6.スケジュール、数値目標を立てる
7.商品・サービスの詳細を詰める
8.販売・マーケティング計画を立てる
9.リソースを集める
10.テスト販売する
6.スケジュール、数値目標を立てる
まずは、計画から販売までのプロセスを明確化し、それぞれの期間を決めていきます。
そして、いつまでにいくら売上げるか、最終目標を決めます。
7.商品・サービスの詳細を詰める
6.の売上げ目標に合わせて、商品・サービスの単価、販売個数を決めていきます。
商品・サービスに合わせてどのような材料、リソースが必要かも列挙し、それぞれどれだけ費用がかかるのか見積もりを出します。
見積もりの売上げから費用を引いた利益の金額、利益率が妥当な数値になるか検証します。
あまりにも利益率が低い場合には、商品・サービスの内容を再検討します。
8.販売・マーケティング計画を立てる
4.で決めたターゲットに売るための販売・マーケティング計画を立てます。
どうやって売るか(インターネット、店舗、営業など)を決め、それぞれのプロセスを明確化します。
それぞれのプロセスにおける見込み客数、成約数などを見積もります。
また、PRやセールスマンを活用する場合には、具体的にどんな媒体を利用し、セールスマンの数を何人にするか決め、そのコストを見積もります。
7.で見積もった利益から販売でかかるコストを引いたあとの利益を計算します。
その利益の数値が妥当であるか検討します。
利益があまりにも少ない場合には、販売・マーケティングコストを下げることができないか検討します。
9.リソースを集める
商品・サービスを作るための人、セールスマンを探します。
まずは、最小人数にしておきます。
商品・サービスを作るために必要な材料を調達します。
もしくは、外注します。
ここでは、できるだけ最小ロットで用意します。
10.テスト販売する
最小リソース、最小ロットで、まずは、テスト販売します。
必ず、販売・マーケティングのプロセスの過程で計測します。
計測した数値を見て、問題点を洗い出し、商品・サービスを改善したり、販売・マーケティングの方法を改善します。
いかかでしたでしょうか。
リスクや損失を最小限にするために、まずは、本格稼働をする前に、必ず、テスト販売をしましょう。