★経営分析「労働生産性」
会社の価値を見る方法とは
経営者は、経営資源を生かして、利益を最大化にしなければなりません。
そもそも、経営資源とは何でしょうか。
1.「ヒト」
2.「モノ」
3.「カネ」
4.「情報」
の4つではないでしょうか。
そして、利益を上げるということは、これらの経営資源を利用し、「付加価値」を創造することだとも言えます。
それでは、「付加価値」とは何でしょうか。
会社が、生産過程で、新たに付加された価値のことを言います。
それを計算式で表すと、
「付加価値」=「売上高」-「仕入高・外部購入費用」
となります。
簡単に言ってしまうと、
「付加価値」=「粗利」
とも言えます。
ちなみに、経営分析の中に、労働生産性分析と言うものがあります。
労働生産性分析とは、会社の経営資源を投入して、どれだけ価値が上がったか。それを、従業員一人当たりの価値で見たものを言います。
つまり、式で表すと、
「労働生産性」=「付加価値(粗利)」÷「従業員の数」
となります。
労働生産性を上げるためには、既存の社内の経営資源を効率的に有効活用することによって、売上げを上げていかなければなりません。
外部の費用を使ってしまうと、「付加価値」の部分の値が下がってしまうからです。
いかがでしたでしょうか。
会社の付加価値を上げるためには、会社の経営資源を効率的に有効活用していかなければなりません。