中国人材紹介
ネットを使い
上海で人材紹介
企業の中国進出に関する業務を手がけるキャストコンサルティング(東京・港、徐向東社長)は、上海で日系企業向けにネットを使った人材紹介事業を始める。
人材紹介サイトを運営する鴎秀(上海)管理諮詢(上海市、厳楽安代表)に資本参加、キャストが抱える顧客の日系企業と、鴎秀に登録する地元の人材を結び付ける。
進出企業にとって大きな課題である人材確保を支援する。
鴎秀が8月中旬にも実施する20万ドルの増資をキャストが引き受け、50%を握る筆頭株主となる。
鴎秀は学習塾経営の鴎州コーポレーション(広島市)が2005年2月に設立し、上海で求人・求職サイトを運営している。
現在、約55,000人が登録している。
キャストは日中の弁護士や会計士、税理士を多数抱え、日本企業の中国進出支援をしている。
『2006年7月24日 日本経済新聞より抜粋』
【解説】
中国に進出している日系企業の一番の悩みは、「人材」。
現地中国人の人材の雇用、教育、管理は、想像以上に難しいと言われています。
中国の経済状況、商習慣、文化の違いにより、日本企業が中国人を管理しきれなくなっています。
このような、日本企業向けの中国人人材の事業は、需要がかなり高く、これからどんどん増えていくのではないかと思います。