小売業の店舗情報システム
セブンイレブン 500億円を投資
店舗情報システム刷新 立地を加味し販売分析可能に
セブンイレブン・ジャパンは5月25日、本部と全国約11,300店を結ぶ情報システムを8年ぶりに刷新すると発表した。
投資額は約500億円。店舗立地を約100タイプにきめ細かく分類し、売れ筋動向を分析するほか、光回線を通じて、商品情報を動画や音声で加盟店に伝える。
無線LAN(構内情報通信網)を活用した携帯端末を使い、店頭で在庫も確認できる。
店舗の効率運営や販売戦略に生かす。
『2006年5月26日 日本経済新聞より抜粋』
【解説】
小売業、外食チェーン店での情報システムの改修が最近多いようです。
携帯端末、光回線など、以前よりインフラが整備されたからだと思います。
以前でしたら、現場の情報が、トップ経営陣に伝わりにくく、現場と本部経営者との温度差があるのをよく目にしていました。
情報システムを整備することにより、現場の店長も、本部の管理者、経営陣も、同じ情報を、ほぼリアルタイムで把握することができ、ボトムアップ、トップダウン双方からの経営分析、戦略に基づく運営指示の迅速化が促進されるのではないかと思います。