本の紹介です。
リッツ・カールトン20の秘密(ミスティーク)
一枚のカードに込められた成功法則
著者: 井上富紀子 /リコ・ドゥブランク
出版社: オータパブリケイションズ
サイズ: 単行本
ページ数: 272p
発行年月: 2007年04月
本の紹介です。
リッツ・カールトン20の秘密(ミスティーク)
一枚のカードに込められた成功法則
著者: 井上富紀子 /リコ・ドゥブランク
出版社: オータパブリケイションズ
サイズ: 単行本
ページ数: 272p
発行年月: 2007年04月
ホテルの寝心地再現
ベッドや枕 同じ製品購入
高級ホテルの寝心地を、ベッドや枕を同じものを購入することによって、再現できる。
ホテルのベッドの長所は耐久性に優れ、体重差に関係なく万人が快適に眠れるようにできている。
日本の一流ホテルでは、マットレスをスプリング式から米国製コイル式に替える例が増えている。
件数として目立つのは米シモンズ社のポケットコイル式マットレス。
ウェスティンホテル東京や帝国ホテルはシモンズと共同開発したベッドを客室で使うだけでなく、通信販売もしている。
枕(ピロー)にこだわるホテルも多い。パークホテル東京は快眠枕のメーカー、ロフテーと共同開発した枕を置く。
マットレスや枕に続き、ホテルが力を注ぎ始めたのが、シーツやピローケース、デュべ(布団)カバーといったリネン類。
スイートルーム「和」でもてなす
都心高級ホテル
高級ホテルのスイートルームが「和」をテーマに趣を新たにしている。壁紙に和紙を使ったり畳の部屋に座卓を置いたりと、高級旅館の一室を思わせる造りが登場し、「日本らしいもてなし」を競う。来年にかけて本格化する外資系ホテルの日本進出を控え、富裕な宿泊客に照準を合わせた「高級客室戦争」が熱を帯び始めた。
富裕客の争奪戦に
高まる稼働率、収益左右
外資系進出で違いアピール
ホテル各社がスイートルームの魅力を競うのは、外資系ホテルの進出で争奪が激しくなる海外からの富裕層を取り込むためだ。
都内の高級ホテルの客室収入に占めるスイートルームの比率は10%程度。
稼働率は10年前に30%弱といわれたが、現在は50%を超えるとされ、この引き上げがカギとなる。
ホテルの重要な経営指標である客室単価はウェスティンホテル東京で33,000円程度、リーガロイヤルで30,000円前後と言った水準。この数値を引き上げるために、スイートルームが大きな役割を担う。
かつて、ステータスの象徴という意味合いが強かったスイートルームだが、リゾート目的で日本に滞在する海外の客も増え、実用性や個性をアピールするポイントとしても重要になってきた、と。
高級感も楽しむ
東京都内のホテルでは、趣味や教養を身につけるための講座が開かれている。
ホテルならではの料理や酒の造り方、味わい方に始まり、さまざまな体験型のセミナーも。
皇居前にあるパレスホテルは日本古来の文化に親しむカルチャー教室「和ごころ倶楽部」を開いている。30人から50人ほどの定員で、ゆったりと伝統の技を体験できる。都心にありながら緑や落ち着いた雰囲気があるのは、ホテルならでは。
新高輪プリンスホテルではホテルの味を家庭で再現する料理、お酒の教室のほか、高輪プリンス、さくらタワーなどと共同の女性サークル「高輪エレガンスサロン」が、ハワイアンキルト講座を開く。
京王ブラザホテルは「普段見ることのないホテルの裏側をみせる」(総支配人室)と仕事探検ツアーを計画している。