中国での茶道ブーム
朝日新聞は、16日より、中国の茶道ブームに関する内容 「日中茶回廊」 の連載を始めました。
第1回目の内容は、北京外語大学の日本語学部の必須科目で、裏千家の茶道を採り入れているとのこと。
そもそも、日本の茶道は、中国での茶宴が元となっているのだそうです。
そして、現在は、中国人が日本の茶道を学ぶという逆の立場。面白いですね。
●茶道の起源
中国では宋の時代に抹茶が普及し始めた。
お茶と禅は切れない関係になり、寺では客に茶を点じる茶宴が盛んになった。
日本では、平安時代に茶を飲む習慣が中国からもたらされた。
鎌倉時代に禅宗を伝えた栄西や道元が抹茶を薬として持ち帰り、その後、精神修養の側面を強め茶道の基になった。
16世紀、千利休により完成された。
『2006年12月16日 朝日新聞夕刊 より抜粋』