引き出物
多様化する好みに対応
贈り物、温泉・カフェも選択肢
蔵王牛、マカロン、辛子めんたいこ・・・。結婚式の引き出物で主流となった「選べる贈り物」。
カタログギフト大手のリンベル(東京・中央)の調べでは、上位には珍しい洋菓子や地方の特産品が並ぶ。
「家にモノがあふれているためか、商品の顔ぶれが変わった」と。
最近はカフェ利用や温泉入浴といった参加・体験型のサービス券も扱う。
「自分だけ」を求める買い手に対し、お仕着せ感を抱かせずに提供することが、選択消費時代の企業の勝ち残りのキーワードに浮上してきた。
●カタログで選ぶ「引き出物」ベストテン
1.イオンドライヤー
2.オーブントースター
3.蔵王牛のすき焼き用ロース肉
4.ペアの陶器皿
5.ザッハトルテ
6.ヘアアイロン
7.カフェ招待券
8.マカロン
9.辛子めんたいこ
10.コーヒーメーカー
『2006年8月7日 日本経済新聞 より抜粋』
【コメント】
引き出物に限らず、最近の商品、サービスの傾向は、消費者自身が選択したり、参加したりするものが多くなってきていると思います。
新しい商品、サービスを考える際に、付加価値という点で、選択できたり、参加できたりという要素を考える必要があります。